Interrop Tokyo カンファレンス

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YB-07

6月14日(金) 10:30-11:50

ブロックチェーン“チョットデキル”人々 ~ゼロから創った開発者に聞く~

概要

ブロックチェーンとは一体何なのか?何の役に立つのか?“夢の技術”だと持ち上げる向きがある一方で、批判も根強くあり、誕生から10年が経った今でも、この技術についての理解は混乱しています。

しかし技術というものは、同じものをゼロから創れて、初めて隅々まで理解している――業界用語では「チョットデキル」――と言えます。

そこでこのセッションでは、ゼロからブロックチェーンを設計し、ソースコードを公開しているチョットデキル開発者とともに、ブロックチェーンの真の価値と、それを満たすための技術的な要件を探ります。

要旨
  • 教育用ブロックチェーン MinChain や汎用基盤 BBc-1 (Beyond Blockchain One)
  • 設計者だから言えるブロックチェーンの設計と活用の肝
  • 巷に溢れる、ブロックチェーンを標榜する技術のここに注意
講演者

Chair

斉藤 賢爾

慶應義塾大学

SFC研究所 上席所員・環境情報学部 講師(非常勤)

Speaker

竹井 悠人

東京工業大学 情報理工学院 博士課程1年/(株)bitFlyer ブロックチェーン開発部 部長

東京大学 理学部卒、同大学院 情報理工学系研究科修了。
ソフトウェア エンジニアとして Google, PFI, パリ南大学でインターンを経験。
複数の起業経験を経たのち、PKI やクラウドに精通したセキュリティ コンサルタントとして活動。
2016 に bitFlyer に入社して以来、ブロックチェーン開発部部長 兼 CISO として製品開発を主導。
現在は博士の院生としてブロックチェーンの研究を行いつつ、新たな起業を準備中。著書に「技術と法律2018」(インプレスR&D出版, 共著) あり。

Speaker

久保 健

(株)ゼタント

代表取締役

京都大学大学院工学研究科修士卒。
株式会社KDDI総合研究所にて14年間、モバイルコアネットワーク、アドホック・センサーネットワーク、分散コンピューティング、ゲーム理論などの研究に従事。
電子情報通信学会、情報処理学会にて受賞歴あり。KDDI株式会社にて2年間、複数の大規模インフラサービスのプロジェクトマネージャを経験。
2017年5月に、株式会社ゼタントを創業、代表取締役。一般社団法人ビヨンドブロックチェーン理事。次世代ブロックチェーン基盤BBc-1のメイン開発者

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