さくらインターネット田中邦裕のIT戦略2019　～働き方改革、スタートアップ、イノベーション～

概要

バズワードであった「ディープラーニング」「IoT」「ブロックチェーン」などの新しいITパラダイムは、すでにビジネスに取り込まれ、インパクトを及ぼすようになってきています。

また、GAFA+M/BATに代表される「プラットフォーマーの影響力の拡大」、加えてGDPRを始めとする「各国政府の規制」など、グローバルにおけるビジネス環境の変化も、無視できない大きなものになってきました。

こうした中、これらの環境変化をうまくとらえたスタートアップが存在感を増していたり、また既存の組織であってもオープンイノベーションを軸に据えたりと、企業の成長戦略が変化を見せつつあります。 そこで本セッションでは、技術者としてレンタルサーバ事業を創業し、同時にさくらインターネット(株)代表取締役社長として働き方改革を進める田中邦裕氏により、いまどきのIT戦略について、経営者と技術者の両方の視点から展望し議論します。昨2018年はITの新技術を適用したビジネスの例を中心に、それを実現するための組織改革・働き方改革などへの影響を論じましたが、今年はさらにスタートアップやイノベーションなどのキーワードも含めて扱います。

（GAFA+M/BAT: Google, Apple, Facebook, Amazon + Microsoft / Baidu, Alibaba, Tencent）

要旨

• AI
• IoT
• ブロックチェーン
• 働き方改革
• スタートアップ
• イノベーション

講演者

Chair

伊勢　幸一

Interop Tokyo 2019 プログラム委員会

Speaker

田中　邦裕

さくらインターネット(株)

代表取締役社長

1996年、国立舞鶴工業高等専門学校在学中にさくらインターネットを創業、レンタルサーバ事業を開始。1999年、さくらインターネット株式会社を設立、代表取締役社長に就任。その後、最高執行責任者などを歴任し、2007年より現職。
現在は、情報処理推進機構（IPA）未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャー（PM）、コンピュータソフトウェア協会（CSAJ） 副会長、日本データセンター協会（JDCC） 副理事長、日本インターネットプロバイダー協会（JAIPA）常任理事、ブロックチェーン推進協会（BCCC）理事など、各種団体に多数参画。